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栄養源としての血

血液は高栄養の液体であるから、これを食物とするのは不思議ではない。カやアブ、あるいはノミやシラミなど多くの種類の昆虫が血を栄養源として利用する吸血性昆虫である。ダニやヒルも血を利用するものがある。そういった関係で、口を差し込んで栄養をとるクモやタガメなども生き血を吸うと言われることがあるが、これらは体外消化した液体を吸い込んでいるので内容は大きく異なる。

吸血性の動物には、針状になった口を射しこんで血を吸うものが多い。その際に、痛みを与えるものもほとんど感じさせないものもあるが、多くのものでは、刺されたあとに傷口が腫れたりかゆくなったりといった反応を示す。これは、一つには血を吸う際に、血液の凝固を抑える化学物質を注入するためである。ヒルの場合、皮膚をかみ切るため、その傷口は長く血を流す。

大型動物では血を吸うものは多くなく、ナミチスイコウモリ等に例がある程度である。他方で、多くの大型ほ乳類は吸血性昆虫に悩まされる。人も例外でなく、血を吸う生き物には嫌悪感が強いのもそれとは無関係でないかも知れない。人の体毛が薄くなったのは吸血性昆虫を取りやすくするため、との説すらある。空想上では、吸血鬼伝説がある。


血液と病原体
病原体が体内で広がるにも血液を経由するものもある。血液そのものを住みかとする例(マラリア原虫など)もある。また、血液は普通は体外に出ないはずだが、実際には吸血動物を通じて人から人への移動が可能である。このような感染経路を持つ伝染病は数多い。ヒトの場合にもペストやマラリアなど重要な伝染病が多い。このような感染経路をベクター感染という。それらの多くは衛生面の進歩によって先進国では姿を消しているが、そうでない国も多い。

それに代わって見られるようになったのが、医療的な処理(注射、輸血など)の際に血液の交流が起こって、それによって感染が起きる例で、これを血液感染と呼んでいる。

血液は生命を象徴するものとして洋の東西を問わず多くの単語や慣用句に含まれる。そのイメージから幾つかの習慣の原因となった。血統、血脈、血族、血のつながりや血縁といった用語は親族関係を示し、血が遺伝的に関連のある言葉に用いられている。

戦争や暴力を連想させるため血の日曜日、血のバレンタイン、無血革命、血塗れの(ブラッディ)メアリー(メアリー1世)といった用語がある。

アステカにおいては太陽の運行と血には密接な関連があると信じられており、太陽の正常な運行を守るために人間の心臓と血を生贄として捧げた。

ユダヤ教では血液は生命であるとされ、食べることが禁じられている(レビ記)。そのため、動物を食べる際には屠殺の方法が厳格に規定されている。一方、キリスト教ではこの教えに寛容でブラックプディングやブルート・ヴルストなど血液を用いた料理も存在する。またキリストは最後の晩餐でワインを自らの血と称した(福音書)。日本では血を汚れと見なす思想が定着しているが、普遍的なものではなく、沖縄では血を使う料理がある(チーイリチー等)。日本ではスッポンやニホンマムシの生き血を飲むことで精力がつくと信じる人がいる。

『ウィキペディア(Wikipedia)』引用


血液と文化にはとても関心がありました。


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2009年8月 6日 14:16に投稿されたエントリーのページです。

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